振込手数料が無料ではない銀行から別の銀行に送金するときの証券会社経由の送金法

証券会社活用銀行活用

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著者：しょうこちゃん

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分かる人はタイトルだけで意味が分かるかもしれません。

最近では振込手数料が無料の銀行があったり、あるいは定額自動入金のような別の銀行から別の銀行に資金を無料で移動させることができるサービスもあります。

ただ、現在資金が入っている銀行が振込手数料無料ではないケースもありますし、定額自動入金サービスの利用だとタイミングがコントロールしにくいです。

「今」お金を動かしたいけど、その銀行って振込手数料かかるんだよね……という場合に証券会社を使った迂回方法を紹介していきます。

大手系のネット証券などは基本的にオンラインで入出金の手続きが可能で、それを利用すれば手数料無料でお金を動かすことができます。

即時入金サービスを利用して証券会社の口座に資金を移し、その資金を証券会社の出金サービスを利用して送金したい銀行に動かすという仕組みになります。

以下に、大手ネット証券が対応している即時入金が可能な銀行をリスト化しています。大手銀行、ネット銀行、ゆうちょなどはほとんど対応しています。地方銀行については証券会社によって結構扱いに違いがありますね。

言い換えると大手の都市銀行であれば、証券会社を経由すればスムーズにお金を動かすことができるというわけです。

・SBI証券

・楽天証券

・マネックス証券

・松井証券

なお、いずれもオンラインでの口座振替になりますので、オンラインバンキングの契約と登録が必要になります。

証券会社に入金されたお金は、証券会社で登録した銀行口座に対して無料で送金することができます。

たとえば、三菱UFJ銀行に預けているお金を楽天銀行に送金したいという場合、三菱UFJ銀行→楽天銀行だと振込手数料がかかってしまいます。

これを「三菱UFJ銀行」→「証券会社（リアルタイム入金）」→「楽天銀行（証券会社から出金）」という流れにすれば手数料をかけずに実質的な送金ができます。

で、この時の出金証券会社としてお勧めなのは楽天証券です。

理由は大きく二つあります。

という点にあります。

一般に、証券口座→銀行口座への送金についてはリアルタイムではなく翌営業日となるのが一般的ですので、中1日のずれが出る点はご注意ください。

というようになります。そのため、証券会社をブリッジさせた場合、どうしてもお金の送金は翌日になります。

ところが、楽天証券は楽天銀行との間で即時入金が可能となっています。このため、「入金元銀行→楽天証券→楽天銀行→目的銀行」とすれば完全リアルタイムで目的銀行までの送金が可能となります。

楽天銀行から目的銀行の送金は楽天銀行の他行振込手数料無料特典を利用することもできます（最高月3回まで）。

なお、無料振込をするには楽天銀行のハッピープログラムのランクがアドバンス以上である必要があります。条件クリアについては「楽天銀行のハッピープログラムでVIP、スーパーVIPを手軽に獲得する方法とポイント獲得術」の記事でも紹介しているのでよろしければご一読ください。

また、楽天証券では、送金先銀行をオンラインで変更できます。変更は即時完了しますので、振込先銀行をどの銀行にでもできます。リアルタイム入金と違って送金はどの銀行もOKです。

一方で、SBI証券やマネックス証券は出金先銀行の変更は書面提出が必要なので面倒すぎます。リアルタイム入金でお金を移したい先から資金を入金した上で、送金先銀行を自分の好きな銀行に変更して送金できます。

前項の「楽天銀行経由」の方がリアルタイムで送金できますが、最大でも月3回までしか送金できません。こちらの方法なら翌日入金にはなりますが、何度でも無料で利用できますので、急がない場合はこちらもよいですね。