2021年4月より、三井住友カードのVポイントからのポイント交換、Vポイントへのポイント交換のルートが交換レート改悪により実質的に封鎖されます(できないわけじゃないけど、やると損する)。
このVポイントを利用したポイント交換は「Gポイント」と「PeX」というポイント交換サイトの間を100%レートで交換できるルートとして、ポイント交換を駆使して得していくには必要不可欠でした。
ところがそれが2021年4月以降はNGになるわけで、回避策を考えておりました、その一つとして「ワールドプレゼント」を利用する方法について紹介します。
(追記)
2022年4月以降はこちらの記事で紹介しているワールドプレゼントを使ったルートも封鎖されます。一応記事は残しますがご注意くださいませ。
Vポイントは2021年4月よりポイント交換、マイル交換が大きく改悪
Vポイントは2021年4月1日よりポイント交換のレートをダウンさせます。基本的には等価交換できたものが、交換することで2割減となってしまいます。これだとポイント交換をする意味がまったくなくなってしまいますよね。
また、一部海外航空会社のマイルとの交換レート引き下げや交換自体を終了することも発表しています。
私たちポイ活をやっているものからすれば、Vポイントルートが封鎖されることは結構大きな影響があります。
Vポイントルートが封鎖されちゃうことで、一番分かりやすいところでいうと、PeX→Tポイントへのポイント交換を実施して4%増量をしたTポイントを再びPeXに戻して再び増量させるという無限列車が運行できなくなります。
また、PeXとGポイントという二つのポイント交換サイトでポイントを動かせることで、その時々のポイント増量キャンペーンなどに応じて機動的に動かすこともできなくなってしまいます。
この他、マイラーの方であれば海外航空会社とのマイル交換ができなくなるというのも痛いですね。
ワールドプレゼントはVポイントとは別者だけどほぼ同じ
Vポイントは、三井住友カードのワールドプレゼントというポイントプログラムがリニューアルしたものなのですが、実は移行という形であり、ワールドプレゼントというプログラム自体は残っています。
代表的なものは法人カード、それに銀行系のVISAカードなどはいまでもワールドプレゼントの方を利用しています。
○○銀行VISAカード(たとえば、りそなVISAカード、三井住友トラストカード、FFG VISAカードなどなど)が挙げられます。こうしたカードでは、いまでもワールドプレゼントが貯まるようになっています。
ワールドプレゼントは2021年4月~も交換レート維持
一方で、もともとは同じポイントプログラムのワールドプレゼントは交換レートを変更しないようです。
つまり従来通りのレートで交換することができます。
そして、「ポイント交換」でも重要なGポイントやPeXでは、Vポイントとの交換だけでなく、ワールドプレゼントとの交換も維持しています。
ということは、これまでのポイント交換ルートにおいて「Vポイント」だった部分を「ワールドプレゼント」に変更してあげれば、2021年4月以降も問題なくポイント交換することができるということになります。
なので、ポイント交換先をVポイントではなく、ワールドプレゼントとすることでこれまで同様に「Gポイント」⇔「ワールドプレゼント」⇔「PeX」の交換ルートを維持することができるわけです。
ポイント交換を利用する上でお得なルートやポイント交換を活用するべき理由については上記の記事で紹介しています。
ワールドプレゼントが貯まるクレジットカードを作ろう
ワールドプレゼントが貯まるクレジットカード(カード会社)は以下のようになります。
- あおぎんVISAカード
- 青森銀行VISAカード
- あきぎんVISAカード
- 秋田銀行OnlyOneカード
- 阿波銀VISAカード
- いよぎんVISAカード(伊予銀行)
- いわぎんVISAカード
- おきぎんVISAカード(沖縄銀行)
- 鹿児島カードVISA
- 関西VISAカード
- つくばバンクカード
- 北国VISAカード
- 九州VISAカード
- 紀陽VISAカード
- 近畿しんきんカード
- FFGVISAカード
- 群銀VISAカード
- 京葉銀VISAカード
- ごうぎんVISAカード
- 高知VISAカード
- さぎんVISAカード
- 四国銀行VISAカード
- 四国しんきんVISAカード
- 七十七VISAカード
- 荘銀VISAカード
- しんきんカード
- 三井住友トラストカード
- スルガVISAカード
- 大東VISAカード
- たんぎんICバンクカード
- ちくぎんマルチナVISAカード
- 中銀VISAカード
- 中国銀行VISAカード
- 中部しんきんVISAカード
- 東京VISAカード
- きらぼし銀行VISA一体型カード
- 道銀VISAカード
- 東邦Alwaysカード
- 東北しんきんカード
- 南都VISAカード
- 池田泉州VISAカード
- 福岡銀行VISAカード
- 北都ブライトワン
- 北國銀行VISAカード
- 三重銀VISAカード
- SMBCプラチナカード
- みなとVISAカード
- むさしのVISAカード
- きらぼしVISAカード
- やまぎんVISAカード
- 横浜バンクカード
- りそなVISAカード
地方銀行、りそな銀行に口座がある方はカードを作りやすいかと思います。年会費がかかるケースがありますのでお気を付けください。
f-JOYカード(年会費無料)
私は福岡民ということもあり、キャナルシティ博多(木の葉モール橋本、マリノアシティ、リバーウォーク北九州)で特典のある「f-JOYカード(九州カード発行)」を保有しております(年会費無料)。ワールドプレゼントが貯まる系のクレカで無条件年会費無料は珍しいかもしれません。
福岡県外の方がもたれてもカードの価値は低いかもしれませんが、ゼロコストでワールドプレゼント交換が可能なカードが欲しい方には良いと思います。
>>f-JOYカード(オンライン入会可能)
※ポイ活案件なし
楽天銀行ジョーヌカード(年会費無料)
楽天銀行×九州カードのキャッシュカード兼クレジットカード、楽天ポイントではなくワールドプレゼントがたまります。年会費無料です。ポイント還元率は0.5%と低め。楽天銀行に口座がある方は切り替え発行も可能です。
>>楽天銀行ジョーヌカード
※ポイ活案件なし
スポーピアメンバーズカード(年会費無料)
年会費無料のクレジットカードです。なんとスポーツ傷害保険(最高1000万円)が自動付帯するクレジットカードということです。珍しい。
>>スポーピアメンバーズカード申し込みページ(スルガカード)
※ポイ活案件なし