みなさんはQuoカードPayを使っていますか?
カードタイプのQuoカードはギフトや株主優待などでのど定番ですが、QuoカードPayは結構マイナーですよね。
QuoカードPayというのは株式会社クオカードが提供しているデジタルギフトです。コードを取得して、そのスマホ画面を提示して決済します。会員登録やアプリは不要でコードを受け取ればすぐに利用することができるというものです。
加盟店がやや少ないのが玉に瑕でローソン系くらいでしたが、ユニクロも対応したことで利用の幅が広がりました。ワタミ系の店舗でも使えます。
最近ではキャンペーン等のギフトとしてQuoカードPayをプレゼントというようなケースもそこそこみられるようになりましたね。今回はそんなQuoカードPayの基本的な使い方やアプリの活用法に加えて、ポイ活目線でQuoカードPayを活用する方法について紹介していきます。
- QuoカードPayとは?
- QuoカードPayの使い方
- QuoカードPayはポイント還元なし。使えるお店も多くはない
- QuoカードPayはポイントサイトからのポイント交換で増量キャンペーンがオトク
- 福利厚生サービスを使っている人は増量での購入がお得なケースも
- 増量無しならあえてQuoカードPayを選ぶ必要性は薄い
QuoカードPayとは?
Quoカード(クオカード)は、企業から懸賞や株主優待などでもらえるカードタイプのギフトカードですね。皆さん一度くらいはもらった(使った)ことがあるんじゃないでしょうか。
QuoカードPayはこのクオカードをスマホ決済に特化したものです。貰ったURL(ギフトURL)にアクセスすれば会員登録不要で利用することができます。利用にはスマートフォン端末が必要になります。
QuoカードPayの使い方
もらったQuoカードPayのギフトはURLを開いてそのまま登録作業などは不要でQuoカードPayの加盟店で利用することができます。残高が残っている場合は何度でも利用可能で、不足分は現金併用でお買い物ができます。
アプリを入れると残高の合算が可能
アプリ・会員登録不要ですが、アプリを入れておくことで複数のQuoカードPayの残高を合算できるので、何度も利用するならアプリを入れるほうが楽ちんです。アプリをいれたら、そこにQuoカードPayのバリューコードを入れてアプリに追加します。
あとはアプリ上に利用可能額が表示されますので、「お支払」をタップしてバーコードを表示してレジで読み取ってもらいます。合算しておくと有効期限の短いものから先に消化されるので、失効させるリスクが減ります。
有効期限は原則3年だけど短いものもある
QuoカードPayの有効期限は発行から3年です。なお、一部の残高は有効期限が3年未満となっているものもあります。有効期限はバリューコード内、あるはアプリ>メニュー>有効期限から確認できます。長いようで短いのでQuoカードPayの残高を獲得したらサクッと使ってしまいましょう。
カードタイプのQuoカードが無期限なので有効期限を気にせずに放置している人もいるかもしれませんが、長く持っておくと失効させるリスクがあるので早めに使いましょう。
使い道が限定されたQuoカードPayもある
基本的にQUOカードPayの残高は「共通」ということで加盟店全体で使えますが、一部のキャンペーン等で取得できるQUOカードPay残高は特定加盟店限定というタイプもあります。たとえば、ローソン専用QUOカードPayという場合、その残高はローソンでしか使えません。
使い切るときは現金併用が可能
QuoカードPayの端数残高については「現金」との併用で使い切ることができます。前述のように有効期限がありますので早めに使い切ってしまいましょう。
QuoカードPayはポイント還元なし。使えるお店も多くはない
d払いやPayPayなどの他のスマホ決済サービスと違ってポイント還元はありません。あくまでもギフトコードだからですね。
また、使える加盟店もそこまであまり多くはありません。最近は少し増えてきましたが、他のスマホ決済サービスと比較して多くはないです。とはいえ、全国的に展開しているコンビニや飲食店、書店、ユニクロ・GUでも使えるので消化に困る……ということはないと思います。
- ローソン
- ミニストップ
- サンドラッグ
- スギ薬局
- ドラッグストアモリ
- マツモトキヨシ
- ダイレックス
- ベルク
- Aコープ
- コーナン
- エディオン
- 100満ボルト
- ケーズデンキ
- 東急ハンズ
- やまや
- GU(ジーユー)
- ユニクロ
- はるやま
- THE SUIT COMPANY
- 紀伊國屋書店
- 吉野家
- 松屋
- 上島珈琲店
- ドトールコーヒーショップ
- ワタミ系の飲食店
- TSUTAYA・TSUTAYA BOOKSTORE・蔦屋書店
などなど。
当初と比べると使えるお店が増えてきて、限定されたシチュエーションにはなりますが買い物に利用できます。上記に列挙しているのは一例です。使えるショップは「使えるお店(QuoカードPay)」で確認できます。
QuoカードPayでの決済時にポイント還元はないので、キャッシュレスによるポイント還元が渋いお店で使うのがいいですね。たとえば、ローソンはQuoカードPayが使えますが、三井住友カードNLなら最大20%還元を実施しているのでQuoカードPayで支払うとちょっともったいないです。
参考:三井住友カードのタッチ決済で7%~20%還元
基本的にはキャッシュレス決済サービスでのキャンペーンをあまりやらないところでの利用がオトクです。
QuoカードPayはポイントサイトからのポイント交換で増量キャンペーンがオトク
QuoカードPayは普及促進のためか、色々なポイント交換系のサービスと連携しており、ポイントの増量キャンペーンをやっています。
上記の記事でも紹介していますが、ポイントは有利なレートで交換する、あるいは増量キャンペーン等を上手く利用してポイントの価値を増やすようするとお得です。ポイント交換はポイントの価値を高めることがとても重要です。そう考えると、このQuoカードPayへのポイント交換はお得ですね。
普及させたい!という意思の表れなのだと思います。こうしてバラマキともいえる配布をすることによって利用者を増やしたいのでしょう。ポイントサイト(ポイント交換サイト)を通じて行うことで、キャッシュレス決済等にそこそこ詳しい層を取り込みたいという事なのでしょうか。
こうしたキャンペーン全体に言えることですが、利用者が増えてくると本キャンペーンは終わってしまう、規模感が小さくなってしまうと思います。なので、できるだけ早めに取り組むのが吉ですよ。
福利厚生サービスを使っている人は増量での購入がお得なケースも
企業にお勤めの方で福利厚生サービス(福利厚生倶楽部やベネフィットステーションなど)を利用している人はサービスの中でQuoカードPayへの交換でお得に交換できるケースがあります。
たとえば上記のケース(キャンペーン)だと9%以上お得に購入できますので強いですね。
ちなみに、勤務先にこうした福利厚生サービスがない方であってもクレジットカード等の特典でこうした福利厚生サービスが付帯しているものもありますので、一度確認してみましょう。
増量無しならあえてQuoカードPayを選ぶ必要性は薄い
たとえば、ポイント交換で10%増量、20%増量といった場合はQuoカードPayに交換をする意味もあると思いますが、それを除けば正直言ってQuoカードPayに交換をするメリットは薄いです。
普通にPayPayといった汎用性が高い決済サービスの方が使い勝手は各段に高いです。
たとえば、「えらべるPay」のようなQuoカードPayを含む様々な残高に交換できる場合、そうした残高をあえてQuoカードPayに交換する必要性は低いです。