au(KDDI)は自社ポイントのau WALLETポイントを共通ポイントのPontaポイントと統合しましたが、その統合によるポイント投資サービスが新たにスタートしました。
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)でPontaポイントをつかって投資信託の買い付けに利用することができるようになりました。
同種の株や投資信託をポイントで買い付けできるサービスとしては「楽天証券×楽天ポイント」や「SBI証券(SBIネオモバイル証券)×Tポイント」、「SMBC日興証券×dポイント」で提供されており、今回のauカブコム証券×Pontaポイントの導入で、いわゆる4大共通ポイントはすべてがポイント投資に対応したということになります。
なお、Pontaポイントについては、「Connect for StockPoint」というポイント運用サービスにも対応していますが、Connectの方はポイントを疑似的に運用するサービスで、auカブコム証券の方は、Pontaポイントを使ってそのまま投資信託を購入するサービスとなります。
(追記)
本キャンペーンは12月25日18時で早期終了となりました。
期限までにエントリーしていた方は30日までOKです。また購入済みの方も30日までにエントリーすればキャンペーン対象となります。
auカブコム証券でPontaポイントを使って投資信託を買う方法
auカブコム証券への口座開設が必要となります。
また、利用にあたってはau IDの登録が必要となります。なお、au IDの登録はauのスマホを持っていない方でもOKです。
購入できるのは投資信託のスポット購入のみで積み立て投資には対応しておりません。ポイント投資は投資信託のみに利用することでき、1ポイント=1円として1ポイント単位で利用することができます。
ポイントだけで投資することもできますし、ポイントと現金の併用も可能です。
auカブコム証券のポイント投資スタート記念のキャンペーン
auカブコム証券でポイント投資の利用を記念する形でのキャンペーンが開催されます。「ポイント投資デビュー応援キャンペーン」です。
<ポイント投資特典>
こちらはすでに口座を開設している方もOKです(要 au IDの登録)。
新規口座開設または、2019年10月1日~2020年9月26日の間にauカブコム証券で投資信託の取引がなく、残高もない人が対象です。
ポイントを利用した投資信託の総買付額(純増分)に応じてポイントプレゼントされます。
取引期間:2020年9月28日~12月30日
- 500円以上:5ポイント
- 3000円以上:30ポイント
- 1万円以上:200ポイント
- 5万円以上:1000ポイント
- 50万円以上:15000ポイント
圧倒的に50万円以上で15000ポイントを狙うのが上策です。多少資金は必要になりますが、拘束される期間は短いので年末年始のお小遣い(ポイント)稼ぎに活用しましょう。
12月30日の時点で50万円以上の買付をしていれば対象になります。なお、積立投資分は対象外ですので注意。また、期間中に投資信託の解約(売却)をした場合は、ポイント買付した、していないに関わらず、買い付け額から差し引かれますのでご注意ください。
仮に1万円分売却した場合、ノルマは51万円になります。
キャンペーンの攻略法
こちらのキャンペーンのミソとなるのは何といっても50万円以上の購入で15000ポイント還元という部分です。15,000円÷500,000円=3%のポイント還元です。
~12月30日までの純増額(買い付け額-売却額)で見ていますので、年末に50万円分の投資信託を購入して、年明け(1月4日以降)に売却すればOKという事になります。
あくまでもリスクを取りたくない方向けの話になりますが、投資信託の価格変動が気になるなら、買い付けをする投資信託を「国内債券型ファンド」にすれば解決です!
公社債投信はNGという表記がありますが、公社債投信というのはMRFやMMFなどを指します。国内債券型ファンドは公社債投信ではなく、株しい投資信託にあたるのでOKです。
具体的に銘柄を挙げるとすると
- eMAXIS Slim国内債券インデックス
- iFree日本債券インデックス
- ニッセイ国内債券インデックスファンド
- たわらノーロード国内債券
などがあたります。この辺りは「楽天証券×楽天カードで年間6000円儲ける」系の案件と同じ考え方です。もちろん、長期投資するつもりで特定の投資信託を買っていただいても全然問題ないです。
年末の1週間~10日程度、50万円を寝かせることができるのであれば有用なキャンペーンといえるでしょう。
ポイント投資デビューということで、ポイント利用が条件となりますが、auカブコム証券では1ポイント単位で投資信託購入時にポイントが使えます。Pontaポイントがたくさんないという方も499,999円+1ポイント=50万円でも達成できますので、ハードルは低いです。
獲得できるポイントはPontaポイントと汎用性も高いので使い勝手が良いです。
50万円分の買い方
以下の手順でいきましょう。
- auカブコム証券ログイン
- 投資情報タブ内の情報ツール
- 投資分析ツール内の「投資信託ファンドスクリーニング」
- ファンド名に「国内債券」と入力し検索
するとこんな感じになると思います。
上記であれば基本的にはどれでも大丈夫です。で、それぞれのファンド名をクリックすると以下のような画面に遷移しますので、下の画像のよう「累投型での買付」を選択します。
そして以下の項目を埋めていきます。
- 購入金額:500000
- ポイント利用:1以上(必須)
- 口座区分:特定
で、「確認」ボタンをクリックします。注文画面だとこんな感じになるはずです。チェックするべき点は以下の赤枠です。
注意点をご確認ください。
(追記)受渡日基準だと上記の画像で書いておりましたが、確認したところ「約定日ベース」でOKのようです。
なので、約定日ベースであれば、12月30日までの買付が対象になります。この日が年内最後の取引日で「大納会(だいのうかい)」といいます。
買い付けは2回、3回に分けてもいいですが、分割する場合でもポイント利用をしていることが条件なので、最低でも1Pは利用するようにしてくださいね。
売却のやり方
1月4日が2021年の取引開始日です。これを「大発会(だいはっかい)」と言います。売却はauカブコム証券>「お取引」>「投資信託 売り注文」でいけます。
売却数量を選択するところに「口数」を入力します。保有する口数が表示されているはずなので、それと同数量を入力しましょう。
1月4日15時までの売り注文なら1月7日が受渡日になりますので、この日以降なら出金することができるようになります。