2020年9月に実施予定の立会外分売銘柄とそれぞれの銘柄の特徴、私のチャレンジ判断や予想などを紹介していきます。
立会外分売は、企業等が保有する株式を証券取引所の取引時間外で売り出される取引となります。
ざっくりメリットを書くと
- 前日終値よりも安く買える(ディスカウント)
- 買付時の手数料無料
- 即時売却可能(すぐに結果がでる)
ということで、普通に株を買うより有利な投資方法です。分売価格(ディスカウント価格)で購入して、その日の始値で売却しても利益が出やすい投資です。
一方のデメリットは最近人気度が高まっているため抽選もれしてしまうことがあるという点でしょうか。
詳しくは「立会外分売は儲かる?比較的ローリスクで高勝率で勝てる株投資 」をご一読ください。
目次
2020年9月の立会外分売銘柄
今月実施予定の立会外分売銘柄の情報と結果をまとめて紹介していきます。分売日の決定やディスカウント率決定などに合わせて以下の情報は更新していきます。
9月2日 バンドー化学(5195)
Vベルト国産化の先駆け、自動車用でシェアが高め。
(分売価格決定)私は一応参加します。
- 分売日:2020年9月2日
- 上場市場:東証一部
- 分売目的:一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため
- 信用:貸借
- 申込上限:1000株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:600,600株
- 株主優待:なし
- 分売価格:580円(割引率2.85%)
- 分売日始値:590円
- 1枚損益:1,000円
9月3日 ユニリタ(3800)
- 分売日:2020年9月3日
- 上場市場:東証JASDAQ
- 分売目的:一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため
- 信用:信用
- 申込上限:3000株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:100,000株
- 株主優待:なし
- 分売価格:1,824円(割引率3.03%)
- 分売日始値:1,841円
- 1枚損益:1,700円
9月7日日 コプロ・ホールディングス(7059)
建設業界向けの人材派遣業者
- 分売日:2020年9月7日
- 上場市場:東証マザーズ
- 分売目的:市場第一部への市場変更における形式要件を充足
- 信用:信用
- 申込上限:300株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:230,000株
- 株主優待:なし
- 分売価格:2,954円(割引率2.02%)
- 分売日始値:
- 1枚損益:
9月10日 オーテック(1736)
分売株数が少なめなので当選率は低そうですが良さそうです。
- 分売日:2020年9月10日
- 上場市場:東証JASDAQ
- 分売目的:市場第一部への市場変更における形式要件を充足
- 信用:信用
- 申込上限:200株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:20,000株
- 株主優待:なし
- 分売価格:2,075円(割引率3.04%)
- 分売日始値:2,150円
- 1枚損益:7,500円
9月11日 ヤマザキ(6147)
流動性が低すぎる。微妙。パス
- 分売日:2020年9月11日
- 上場市場:東証JASDAQ
- 分売目的:一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため
- 信用:信用
- 申込上限:1500株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:50,000株
- 株主優待:なし
- 分売価格:375円(割引率2.85%)
- 分売日始値:375円
- 1枚損益:0円
9月11日 カオナビ(4435)
直近の株価が高い&値嵩株。私はパス。
- 分売日:2020年9月11日
- 上場市場:東証マザーズ
- 分売目的:一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため
- 信用:信用
- 申込上限:3000株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:300,000株
- 株主優待:なし
- 分売価格:4,947円(割引率3.00%)
- 分売日始値:4,950円
- 1枚損益:300円
予定・大和コンピュータ(3816)
基幹系業務ソフト開発。そこまで魅力は感じない。パスかな。
- 分売日:
- 上場市場:東証JASDAQ
- 分売目的:一定数量の売却意向を受け、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の流動性向上および株主数増加を図るため
- 信用:信用
- 申込上限:1000株まで(売買単位100株)
- 分売総数量:70,000株
- 株主優待:なし
- 分売価格:4,947円(割引率3.00%)
- 分売日始値:4,950円
- 1枚損益:300円
立会外分売銘柄への投資と免責
立会外分売銘柄への投資については証券会社を通じて申込をする形になります。また、最近では基本的に抽選となることが多いので、複数の証券会社を通じて申し込みをするようにしましょう。可能なら家族にも協力してもらうなどして口数を増やすというのはIPO投資と同じです。
申込は価格決定日の夕方17時15分ごろ~翌朝までとなっております。期間はタイトなのでお気を付けください。
- SBI証券(当日8時20分までOK)
- マネックス証券(当日8時20分までOK)
- 楽天証券(当日8時20分までOK)
- ライブスター証券(当日8時30分まで申し込みOK)
- 松井証券(当日8時30分まで申し込みOK)
こんな感じになっています。中でもSBI証券、マネックス証券、楽天証券の主要証券は立会外分売以外でも活用できる証券会社なので口座を作っておいて損はないと思います。
ライブスター証券や松井証券については締切時間が遅めなので、ギリギリまで気配を見ることができるという点が魅力です。
申し込み後は9時前(8時50分ごろ)に当落チェックをして、売却するなら売却注文を出しましょう。もちろん、保有し続けるという選択肢もありです。
立会外分売に関する情報はTDnet(適時開示情報閲覧サービス)で情報開示されます。正確な情報については開示情報をご確認いただきますようお願いいたします。