dポイント投資をするためのdポイントを貯めているわけですが、当然その一環としてdポイント加盟店ではレジでdポイントカードを提示することになりますよね?
そのとき、dポイントを使えるお店の場合、利用可能なポイント数がレジ端末に表示されてしまうことになります。
数十万ポイントみたいなポイント数だとレジの店員さんもギョッとしてしまうようで、場合によっては声をかけられることもありました。
「すごいポイント数ですね」とか「どうやって貯めたんですか?」とか聞かれても、コミュ力のない私は「ァハハ(・∀・`。)」と愛想笑いしかできません。
場合によっては身の危険を感じることもあるかもしれません。
そんなリスク回避にもなる、dポイントカードの設定方法を紹介します。
dポイントカードのポイント数はレジに筒抜け
dポイントに限らず、TポイントやPontaポイントなども同じ仕様なのですが、レジでポイントカードをスキャンすると、レジ側ではそのユーザーのポイント数が表示される仕様のものが多いようです。
セルフレジやセルフ給油などのお店でも、ポイント数が表示されますがそれと同じは無しですね。
おそらくは、dポイントをお買い物に使えるお店では、使えるポイント数がわからないと不便だからって話だと思うのですが、まとまったポイントを貯めている人はそのポイント数が見られちゃうわけです。
ポイント数を知られるというのは防犯面からも危険だと思います。
実際、過去にdポイントカードについてはローソンで情報漏洩があり、ポイントが不正利用されてしまうという事案がありました。このとき標的になったのは紐づけられているポイント数が多かったユーザーだったそうです。
ここまで大規模なものでなくても、ポイントカード自体は単純なバーコードなので複製も容易です。
数十万、数百万というような、普段は絶対に財布に入れない金額に相当するポイントを持ち歩いているって少し怖いですよね。物理的にカードを奪われるリスクも考えられます。ポイントカードを使うお店って自分のいわゆる生活圏内であることが多いですし……。
こうしたリスクを負う必要は無いので、以下で紹介するようにdポイントカードは「利用上限設定」をしておきましょう。
dポイントカードの利用上限額を設定をする方法
POSレジで表示されるdポイント数は、その人が利用可能なポイント数です。保有dポイントではありません。
あくまでも、そのお店でdポイントで支払いをするという場合に、いくらまでのお買い物なら利用できますよ。っていう意味合いで表示しているわけですね。
なので、その使えるポイント数を制限すればその制限したポイント数しかレジには表示されません。
dポイントカード利用上限設定機能(アプリでやる場合)
以下はdポイントアプリからの設定方法です。
- dポイントアプリを表示する
- 左上のメニューから「設定・確認」
- dポイントカード利用上限設定
- ログイン
- 上限ポイントを設定
これでOKです。上限ポイントの設定は0ポイント~100ポイント単位で設定できます。0ポイントにしておけば、そもそもポイント使わないということになりますね。
期間用途限定ポイントの消化も考えて、昔は2000ポイントを上限にしていましたが、今は日興フロッギーで現金化できちゃうので、0ポイントにしています。
ただ、ローソンでのお試し引換券を使いたい方などのように小額の利用がある場合は、その辺りを考えたポイント数を上限にしておけばよいと思います。
制約を受ける取引、受けない取引
たとえば、利用上限設定をしていてもdポイント投資は普通に残高分可能です。
一方で、SMBC日興証券(日興フロッギー)でdポイントを使った投資をする場合には利用制限の制約を受けることになります。
この制約を取り払うには、日興フロッギーで取引するときだけdポイントアプリで利用上限一時解除をすればOKです。
子回線(ポイント共有グループ)の利用拒否設定
ちなみに、ポイント共有グループを利用している方は、dポイントは子回線でも利用可能な設定になっています。子回線がある方は、一緒に共有グループの利用を拒否する設定もしておくと良いでしょう。
ポイント利用拒否の設定は代表会員の方は「こちら」から一括設定できます。