JCB CARD Wのメリット、デメリット 39歳以下限定の年会費無料&高還元のクレジットカード スタバも強い

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著者:しょうこちゃん

JCBのクレジットカードの「JCB CARD W(JCB CARD W plus L)」は39歳以下のみの方が申し込み可能なクレジットカードです。申込のみの制限なので申し込みが終わっていれば40歳以降でも引き続き利用可能です。

・ポイント還元2倍(0.5%→1.0%)
・年会費永年無料

というJCBカード本体が発行するカードの中では珍しい年会費無料クレカです。JCBカードの基本カードである「JCB ORIGINAL SERIES」の位置づけで、JCBの特典も多数受けられます。基本1%還元という還元率の高さ+オリジナルシリーズ特典の組み合わせにより魅力度の高い一枚となっています。

大学生、新社会人の方などにもおすすめ。

JCBカードWの特徴

  • 年会費:無料
  • 国際ブランド:JCB
  • たまるポイント:OkiDokiポイント
  • ポイント還元率:1.0%
  • 不正利用保険:あり
  • ショッピング保険:あり
  • 旅行傷害保険:あり

JCB CARD Wは39歳までの方が申し込み可能なクレジットカードなので、結果的に年齢制限が生じることになります。ただ、39歳までに申込をすれば40歳以上になっても利用を続けることはできます。

ざっくりとした、特徴や特典は以下のようになります。

  1. 新規入会キャンペーンに積極的
  2. 全体的に還元が高くスタバやAmazonなど優待店での還元率が高い

こんな感じです。詳しく解説します。

新規入会キャンペーンに積極的

JCB CARD Wは新規入会キャンペーンに積極的です。
ポイントサイト案件はないものの、新規入会&利用で1万円相当の還元があるなど積極的に還元をしています。

①カード入会後、MyJCBアプリログイン&Amazon.co.jpでのカード利用で利用合計金額の20%(最大10,000円)キャッシュバック

②カード入会後、MyJCBアプリログイン&Apple Pay・Google Pay利用で利用合計金額の20%(最大3,000円)キャッシュバック

~2023年9月30日

全体的に還元が高くスタバやAmazonなど優待店での還元率が高い

基本還元が1%であるのに加えて、JCBオリジナルシリーズの優待店舗ではポイント還元がアップします。

※以下の〇倍という表現はJCBの書き方に従っていますが、基本還元(0.5%)に対して何倍の還元かという表現になります。たとえば3倍というのは「基本還元0.5%の3倍なので1.5%還元」ということになります。なお、JCBカードWは最初から基本還元の2倍(+0.5%)になりますので、3倍の店舗であれば「0.5%×3+0.5%=2.0%還元」となります。

JCBのオリジナルシリーズということで、オリジナルシリーズ特典もあります。具体的には、Amazonやセブンイレブン、スターバックス、昭和シェル、ローチケ、Dellなどの利用でパートナー特典としてポイント還元率がUPします。

  • スターバックス:10倍(5.5%)
  • Starbucks eGift:20倍(10.5%)
  • Amazon:3倍(2%)
  • コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラグループ):3倍(2%)
  • JCBトラベル:2~10倍(1.5~5.5%)
  • 東京ディズニーリゾートトラベル:10倍(5.5%)
  • キッザニア東京・キッザニア甲子園:5倍(5.5%)

()はJCBカードW利用時のポイント還元率

スターバックスでの利用が10倍=0.5×10+0.5=5.5%還元です。これはスターバックスカードへのチャージも含まれますので、スタバ利用者ならかなりお得になると思います。また、Amazonも3倍=0.5×3+0.5=2.0%還元となります。

なお、全部の店舗の紹介については「JCBオリジナルシリーズ特典」の公式ページをご覧ください。

JCBカードWのデメリット、注意点

以下はJCBカードWのデメリット、注意点を他のクレカとの比較も含めて考えていきます。

OkiDokiポイントの利用価値は本当に5円?4円前後じゃない?という問題

直接のデメリットというよりも、たまるポイントであるOkiDokiポイントの問題となりますが、OkiDokiポイントは1ポイント=5円として還元率計算をしています。

ところがこのOkiDokiポイントポイント交換における還元率は微妙に違います。たとえばAmazonでポイントを使って買い物をすると1P=3.5円扱いとなります。これだと1%還元が0.7%還元になってしまいます。

一方でJCB商品券やJCBプレモやnanacoポイントへの交換であれば1P=5円なので、交換先を考える必要があります。

+αの付帯サービスはあまりなく、器用貧乏感もある

JCBのポイント特化型のクレジットカードということで一部加盟店での好ポイント還元という魅力を除くと、それ以外には特に大きな強みはありません。

ポイント還元だけであればもっと高いカード(たとえばリクルートカード1.2%還元)なんかもあります。そのため、JCBカードWについては前述した特段に還元率が高い特約店(優待店)での利用が多い人向けといえそうです。

コンビニでの利用については現状だとセブンイレブンやローソンなら最大18%還元が見込めるOlive(三井住友カードNLなども含む)が圧倒的に強いです。Amazon2%還元についても、d払い(3%~)などの別手段もあります。

スタバ(スターバックス)については別格に強いですが、それ以外については全体的に器用貧乏な感じのあるカードです。

スタバをよく利用する人なら必携

最後の方は若干ディスった感じもありますが、トータルで見ると決して悪くないカードだと思いますよ。特にスタバをよく使うという人ならぜひ持っておきたいカードだと思います。