SBI証券で2019年7月20日より、Tポイント投資が可能になります。その開始を記念しまして、いくつかのキャンペーンが開始されます。
SBI証券に口座がある人もない人も、これからの人も使えるキャンペーンです。このキャンペーン自体はいいのですが、すでにSBI証券で取引をしていて“SBIポイント”を貯めている人には少し注意点もあります。
今回は2019年7月20日スタートのSBI証券のキャンペーンと、SBIポイント失効の注意点をしていきます。
SBI証券×Tポイントについて
そのことについては以下の記事でも紹介しました。
SBI証券で共通ポイントのTポイントを使って投資信託の買い付けなどができるようになります。なおTポイントで株を買える「SBIネオモバイル証券」とは別物です。
また、投資信託の保有などで貯まる「投信マイレージ」によるポイント還元もSBIポイントからTポイントに変更となります。
Tポイントがもらえるキャンペーンを開始
2019年7月20日よりTポイントがもらえるキャンペーンが複数スタートします。
- 【誰でも対象】応募者から抽選で20名に100万円相当のTポイント
- 【新規口座開設者】総額20万円相当の抽選で100名様に山分け
- 【口座保有者(新規含む)】TポイントとSBI証券口座の紐づけで先着6万名に100P
金額的に大きいのは(1)の20名に100万円相当のTポイントプレゼントの案件ですね。こちらはオープン懸賞なので、だれでも応募できる形になります(非SBI証券ユーザーでもOK)。(2)は新規口座開設をする人限定。(3)はSBI証券に口座を持っている人が対象です。
(1)はキャンペーンページから申込(要Tポイントカード番号)
(3)の進め方は以下の手順です。
- ログイン
- 口座管理
- お客様情報設定
- ポイントプログラム
こちから、Tポイント利用状況のところから「申し込む」から登録できます。
どれも、まぁやっておけばいいかなって感じです。
注意したいのは既存SBI証券ユーザーで半端なSBIポイントが貯まっている人
こちらのキャンペーンへの応募をするときに既存のSBI証券ユーザーが気を付けたいのが(3)のTポイントの紐づけです。
こちらを行うことで100ポイントがもらえますが、この紐づけを行うと、これまでSBIポイントが貯まっていた取引(投信マイレージなど)のポイントはSBIポイントではなく、Tポイントとして付与されるようになります。
その一方で、これまで貯まっているSBIポイントはそのまま残ります。
上記の記事にもありますが、SBIポイントは最低でも500ポイントを貯めないとポイント交換などをすることができません。SBIポイントを貯めることができる手段としてはSBI証券以外では、マイナーな方法しかありません。
499以下のポイントしか貯まっていないのであれば、使い道のないポイントになってしまう可能性があります。しかも有効期限は最長3年間です……。
下手に貯まるポイントをTポイントに切り替えてしまうとSBIポイントが死蔵され、最終的には失効となるリスクが高まります。
ある程度SBIポイントが貯まっているという方はすぐにTポイントへの切り替えをしないほうがいいかもしれません。
ポイント制度移行するくらいなら、これまでに貯まっているSBIポイントもTポイントに交換してくれればいいのに……。と思うのですけどね。