dポイントは共有グループというものを設定できます。普通ポイントは会員(ID)ごとに管理されるものですが、dポイントの場合、共有グループに設定されているアカウントのポイントを共有して管理/使用することができるようになっています。
だれか一人(一つのID)が代表会員となり、その代表会員に他のIDを紐づけすることでポイントをひとまとめにして使用することができます。
上手く使えば複数のキャンペーンやサービスで上手にdポイントを貯める/使うことができます。
ポイント共有グループの基本ルール
- 代表会員はドコモの携帯電話またはドコモ光、dカードの契約が必要
- 代表会員に「子会員(別のdアカウント)」の紐づけをすることができる
- 子会員となるのは代表の三親等内の関係にある必要があります
- グループ内の会員数上限は20会員までとなります
こんな感じです。
申し込みは電話(151)またはドコモショップから利用可能です。
家族を共有グループに入れる
ごく一般的な利用方法としてはファミリー割引を利用している家族の携帯電話のアカウントのポイントを一つにまとめるというものでしょう。
ドコモの携帯電話の契約があれば、毎月利用料に応じたdポイントが貯まりますが、回線ごとにバラバラに貯まってしまいます。
それをポイント共有グループとしておけばポイントを分散させずに貯めることができます。
- 自分のdアカウント(代表会員)
- 妻のdアカウント(子会員)
- 子供のdアカウント(子会員)
こんな具合です。
なお、ドコモの携帯電話の契約があるならdカードGOLDがお得です。同カードをもっていれば通常1%のドコモ料金に対するポイント還元が10倍の10%になります。家族カード1枚無料なので、2名(2回線分)が10%還元になります。
年会費は1万円(税別)ですが、月々の電話代が1万円を超えているならポイント還元分だけで元が取れます。
電話回線がないアカウントはドコモショップで手続き
電話回線契約がない本人以外(親族でも)のdアカウントを共有するときはドコモショップでの手続きが必要です。
私がやった時は代表者と連携する本人が必要でした。ドコモショップで連携したいdアカウントを使って専用端末でログインする感じで認証しました。
dポイントをたくさん貯めている人は共有しておくべき
このブログ読者の方の中には数十万、下手したら百万単位でdポイントを貯めているという方もいらっしゃるかもしれません。そういう方はこのポイント共有グループには自分以外の家族を入れておくべきです。
上記の記事でも紹介していますが、自分に万が一のことがあった時にポイントが消失してしまうリスクがあるからです。
共有グループ化しておけば家族でdポイントを貯められる、使える
共有化しておけば、家族間でdポイントを貯めたり使ったりすることができます。ドコモは比較的dポイント関連のキャンペーンをたくさん実施してくれるので、そうしたキャンペーンで貯まるポイントをおまとめできて便利です。
また、それぞれで使用できるようにもできますし、代表者は一定の制限をかけることも可能です。
貯めたポイントはSMBC日興証券に口座があれば日興フロッギーでポイント消費(株式投資)ができたり現金化も可能なのでグループ化してポイントをまとめることで有効期限切れ対策もなります。
上手く活用していきましょう。ちなみに、私は子どもの口座もSMBC日興証券に作ってジュニアNISA口座として運用しています。
ポイントを使った投資も可能ですよ。
ちょっと変わったポイント共有グループの利用法
家族で共有するだけでなく、少し変わった共有グループも作ることができます。
たとえば、自分名義の代表口座に自分のサブ口座を複数紐づけする(ポイント共有グループ化する)というものがあります。
- 自分のdアカウント(代表会員)
- 自分のサブdアカウント
- 自分のサブdアカウント
こんな感じですね。複数のdアカウントを持っている人がアカウントのポイントを共有する目的で作る感じです。
ちなみに、dアカウントは20アカウントまで共有可能なので家族+自分のサブアカウントという方法もOKです。
どう活用するのか?といえば初回限定のキャンペーンに使えたりします。たとえば、過去に紹介したdポイント関連のキャンペーンでは下記のようなものがありますね。
- dポイントの初回登録でもれなく1000ポイント
- dデリバリー初回利用で50%オフ
- dトラベルの電子クーポン、初めての利用で50%オフ
こんな感じです。「初回利用で○○」「初めての利用で○○」みたいなキャンペーンのために新規のdアカウントを作って、それを代表会員のアカウントに紐づけすればキャンペーンのポイントも無駄になりません。