ポイント投資のキモとなる部分は、どれだけ元金が大きいかに寄ります。1日の値動きは0.5%しかなくても10万ポイントなら500円相当、100万ポイントなら5000円相当になります。
dポイント投資は基本的に「勝つ」運用です。負けそうな日は投資をしないことで勝率を100%近くまで高めることが可能になります。
そんなdポイント投資だからこそ、重要になるのは「勝ち続けて複利効果を十分に発揮すること」と「投資(運用)の原資をできるだけたくさん用意する」という二つです。
1日0.5%で年150日なら利回りは?複利効果を知ろう
仮に、dポイント投資の運用益が1日あたり0.5%で年間に150回上昇したとしましょう。
そうなると1年後はどうなっているでしょうか?
0.5%×150日=75%
これは単利計算といいます。dポイント運用のような投資の場合は単利で見ることはないです。
仮に今日10万ポイントあるとすれば、翌日は100,500ポイントになります。そして次はこの100,500ポイントが0.5%増えるので、101,002.5ポイントになります。増えたのは502.5ポイントです。
このように、運用で増えたポイントにもポイントが付くので、雪だるま式に大きくなっていきます。これを「複利」といいます。
じゃあ、実際に1日0.5%で年間に150回それを獲得できたとしたら、何%ほど増える計算になるのでしょうか?
金利=1.005^150=2.113
となります。利回りにすれば111.3%ということになり、単利計算の75%よりもかなり大きくなります。1年で2倍以上になる計算です。
さらに、このdポイント投資を2年(300回)、3年(450回)、4年(600回)と増やせばその効果はさらに大きくなります。
2年(300回):3.46倍
3年(450回):8.43倍
4年(600回):18.93倍
と、驚くべき結果となります。これが複利効果です。期間を延ばせば伸ばすほど、加速度的に増加していきます。
複利効果は初期元本の大きさが重要
複利効果として長期運用のパワーを紹介しましたが、それには元本の大きさも重要になってきます。
仮に4年(600回)の0.5%増加を経験したとしても初期の元本が小さければ、絶対額としての効果は期待できません。
- 100ポイント:1893ポイント
- 1000ポイント:1万8930ポイント
- 1万ポイント:18万9300ポイント
- 10万ポイント:189万3000ポイント
になります。複利効果によってポイントが18倍になるというのはもちろん重要です。
ただ、いくら18倍になっても元が100ポイントなら1700ポイントしか増えないわけです。一方で10万ポイントを運用していれば179万ポイントも儲かる計算になります
これは単純な掛け算ですが、増えた金額(ポイント)は大きな差があります。
dポイント投資の成功の秘訣は長く勝ちながら、元金も増やすこと
dポイント投資で成功するためには、長く勝つことに加えて運用する元金も増やしていくことにあります。
dポイイントを賢く、お得に殖やす方法をまとめました。
- dカード(クレジットカード)でdポイントを貯める
- ポイントサイトでdポイントを貯める
1)dカード(クレジットカード)でdポイントを貯める
まず一つ目はdカード(クレジットカード)があります。クレジットカードの利用、100円あたり1ポイントのdポイントが貯まります(1%還元)。
さらに、ドコモユーザーの方ならdカードGOLDにすれば、ドコモ利用金額の10%相当のdポイントも貯まるのでdポイントがモリモリたまっていきます。
参考記事:dカードGOLDのサービス内容やポイント、年会費などを徹底比較
2)ポイントサイトでdポイントを貯める
ポイントサイトという広告サイトを利用してdポイントを貯める方法もあります。ポイントサイトはリワード広告サイトとも呼ばれ、インターネットの成果報酬型の広告を逆利用したものです。
通常はサイト運営者に広告料(報酬)が入るのですが、ポイントサイトはその一部をユーザーに還元する仕組みになっています。
たとえば、楽天市場やYahooショッピングなどでお買い物をする人は、ポイントサイトを経由して買い物をすれば通常のショップのポイントとは別にポイントが獲得できます。
日常の生活の中でちょっとだけポイントサイトを活用すれば大変お得です。ちなみにポイントサイトのポイントタウンなら、貯めたポイントをdポイントにすぐに交換できます。
そんな感じです。上手にdポイントを貯めて運用原資を作りながら、後はお得にdポイント投資で細かく勝ち続けていきましょう。