dポイント投資は、お金のデザイン社が運営しているTHEO(テオ)というサービスが利用している「 THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」と「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」という二つのファンドを組み合わせて運用しています。
基本的に、これらの価格が高くなればdポイント投資の結果もプラスになるわけですから、この二つのファンドのことをよく知っておいて損はありません。
今回はこのTHEOの運用する二つのファンドを紹介します。
そもそも投資信託とは何か?
dポイント投資を始める方は投資経験がゼロという方も少なくないかもしれません。今回紹介する「 THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)」と「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」は投資信託(ファンド)という仕組みで運用されています。
投資信託というのは、多数の投資家がお金を出し合いそれをまとめて運用する仕組みです。小額でも資金をまとめることで、規模を大きくでき、規模感がないとできない投資(国際分散投資など)ができるわけです。
本来の投資信託投資は実際にお金を出す(投資する)のですが、今回のdポイント投資については、お金の代わりにポイントを払っています。
THEOグロース・AIファンド(世界の株式中心)
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主に「THEOグロース・マザーファンド(世界の株式中心)」への投資を通じて、主として世界の投資信託証券(ETF)に投資することにより、世界中の企業の成長性を享受することを目指す。組入外貨建資産については原則為替ヘッジは行わないが、金利・為替状況によってはヘッジを実施する可能性がある。
こういった特性のファンドです。dポイント投資ではアクティブコースの場合、80%がこのグロースAIファンドです。一方でバランスコースの場合は45%です。
THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)
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THEOインカム・マザーファンド(世界の債券中心)受益証券への投資を通じて、主として世界の投資信託証券(ETF)に投資することにより、世界中の金利を享受することを目指す。投資信託証券(ETF)への投資は原則として高位を維持する。組入外貨建資産については原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。1月決算。
dポイント投資では、アクティブコースの場合、20%がインカムAIファンドとなっています。一方のバランスコースでは55%がインカムファンドです。
この二つのファンドがdポイント投資にどう影響する?
割合まで公開されているわけなので、この二つのファンドの価格で決まるわけです。ファンドの現在価値は「基準価額(きじゅんかがく)」と呼ばれます。そして、自分が投資したときの価格を「個別元本」と呼びます。個別元本=dポイント投資日の基準価額となるわけですね。
なので、基準価額がUPすればdポイント投資もプラスに、基準価額がDOWNすればdポイント投資もマイナスになります。
ただし、この基準価額はリアルタイムでは更新されず、実際の数字がわかるのは後になってからです。なので、この二つのファンドの価格が更新されてからdポイント投資の投資判断をしても間に合いません。
ただし、「日々の投資判断」のところでも書いているように、前日のNYダウやNASDAQ、為替レートの動きである程度の想像は可能です。
dポイント投資のコースはどうするべき?
コース選びについては説明すると長くなるので、以下の記事にまとめなおしました。
基本的には、dポイント投資の場合、値動きの大きいアクティブコースを基本となりますが、状況によってはバランスコースを選ぶ方がリターンが高くなる可能性もあります。